1月18日に箱根神社を参拝しました。参拝後芦ノ湖沿いを散策していた時、蛇が渦を巻くような木を見て思わず写真を撮りました。よく見るといくつかの種類の木が引き寄せ合うように融合して一つの樹木として成しています。自然が織り成す姿、まさに自然体ですね。

今年は十干十二支でいうと乙巳年(きのみのとし)となります。十干の乙は陰性の木を示し、草木の根がしなやかに伸び進み広がっていく状態を表して(文字もそのような感じですね)上に伸びながらも柔軟性や協調性を宿しています。十二支の巳は、陰性の火を示し、草木が最大限まで成長した状態を意味し、火は激しく燃える性から、物事に熱心に取り組む特徴を持ち、画期的な発見や創造が期待される反面、最大限までに成長し繁茂の極まで達してその成長が止まると、心が乱れて執着や嫉妬など猜疑心やねたみなどが湧きあがり、人間関係に悪影響を及ぼす作用が表れて来るので、常に心の乱れを抑え自身を律して進む注意が必要。この乙の木と巳の火の関係は、木は火を生ずる(きはひをしょうずる)と言う相生(そうしょう)の関係で、相生とは、相互に助け合ったり、双方の作用で新たに生み出したりする良い関係性を申し、乙巳の年は、双方が良好に働くと成長と結実の年となり、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展する1年と考える。しかし前述の発展途上や成長停止の意味も含むのですぐに結果が出なくても自分を律して、周囲と心を合わせて着実に前進をすること。それにより最終的には望む結果に近づくことが出来る佳年を創り出すことが出来ます。

(太字は、箱根神社発行「箱根」より引用)昨年の秋、風の時代の本格化に入り、干支も辰から巳になりました。共通項は変幻自在に動く。今年も益々変化の多い年となりそうです。

やってみよう!の「チェンジ」が加速する。その分、多面にチャレンジも多いと思います。自分を律して周囲と心を合わせていく。それを意識して適応するにはどうすれば良いか・・・

変えるを変わるにする!→間のえとわを入れ替える。この思考が大切です。これが物事を受け入れて行動できるコツ。変える…の矢印は相手に向いて、変わる…の矢印は自分に向く。自分に矢印が向けば、ものごとを受け入れることが出来るようになります。その時に大切なのは「肯定力」。まずは自己肯定感を上げる。自分を肯定してゆき、そして相手も同じように肯定を出来るように意識をして行動していきましょう。これを心の訓練と考えて実践をすれば、自身のスキル、人間力に繋がり乙巳の年の良き言われの「相生」の時流に乗る運気を活かす1年になります。今年も健康・笑顔・感謝をモットーに働いていきましょう!

蛯谷康一