今回管理者とその組織のリーダーを集めて研修を行いました。講師はホテルグリーンコアというビジネスホテル経営者である金子祐子社長。自称「しつこい」というくらい自社スタッフの方とマネジメントを通じて向き合いながら「自発的に仕事に取り組むご機嫌な社員を増やすマネジメント」を実践してマザーリングマネージメント協会を立ち上げた理事でもあります。この理論に出会い10年程経ちますが、いつ聞いても起こっている課題に向き合えるのもこの学びがあるからです。そのなかでも私が特に肚落ちしているのが、写真にある認知と行動のブラインドループ(右)と成長の循環モデル(左)のサイクル図です。この図を見ながら以下書いてある事を読み理解を深めて下さい。

成長の循環モデル関係の質からループが回っていますがこれは人間関係。仕事は基本一人で出来ることはなく、必ず誰かと連携していて、時には力を借りています。ここの質を高めることで思考の質と行動の質が良い循環になり、結果の質になって仕事がうまく回ってきます。

認知と行動のブラインドループ⇒この中で見えないものがあります。一つは自分の行動。自分の行動の中でも、特にわからないと言われているのが表情。自分の発言も当然見えません。相手がどう受け取っているか…周囲は好きなように受け取る。どう受け取るかは相手が決めることで、それを相手の認知と言います。自分の行動と相手の認知がループに繋がっていることを忘れやすいと書いてあります。注意しても起こりやすいということ。それを繋げるには相手に聞いてみること。相手に関心を持つこと。(相手の変化)実践してみてください。そしてコミュニケーションの出発は自分を知ることから始まる。

蛯谷康一